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2012年02月04日

後期高齢者の医療費について

厚生労働省は12月21日に、後期高齢者医療費の特性について公表した。これは、平成20年度における若人(75歳未満)と後期高齢者(75歳以上)の医療費を比較・分析したもの。
 後期高齢者の1人当たり診療費は85.2万円、若人の18.2万円と比べて4.7倍となっている。特に、入院では7.2倍(後期高齢者43.1万円、若人6.0万円)と、格差の大きなことが分かる。
 また、医療費の三要素(受診率、1件当たり受診日数、1日当たり診療費)に分解して比較すると、後期高齢者では、若人に比べて受診率が高いことが如実に表れている。外来では2.5倍、入院では6.6倍となっている。更に、1年間の受診頻度を示す1人当たり日数を比較すると、若人に比べて外来で3.3倍、入院で9.1倍という状況である。
 こうした結果から、受診率の高さが高齢者医療費を押し上げる主因であることが伺える。しかし、医療費そのものは逼迫しており特に、入院受診率については自己負担増も念頭に、地域で期待される医療機能の分担と地域医療連携について真剣に取り組むべきでないかと思うのである。

posted by 株式会社メディン代表西村です。 at 21:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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